このデモアプリケーションでは、HTTPDの機能、DHCPからのIPアドレスの取得、シリアル通信によるログ出力が実現されています。
○デモアプリケーション(開発環境、ソースコード)を TI Wikiよりダウンロード。
※(http://processors.wiki.ti.com/index.php/LAUNCHXL2_RM57L:_lwIP_Demo)
○開発環境の整備
・Code Composer Studio(CCS)は Version: 6.2.0.00050 にアップデート
・HALCoGen は Window10で一部の画面表示が乱れるので、Windows7 で インストール(アップデート)を行いました。(Window10で一部の画面表示が乱れはかなり少なくなっていますが、まだ使用には耐えられないようです。)
○デモアプリのダウンロード
・デモアプリをダウンロードし展開
(フォルダ「HALCoGen EMAC Driver with lwIP Demonstration\v00.03.00¥」に実行ファイル、ソースコードが展開されます。)
(HALCoGenのサブパッケージもインストールされるようです。前述のアップデートは不要かも?ここでアップデートも行われるかも?)
○HALCoGen によるRM57のコンフィグレーション
・GIO、SCI1、MIIおよびPINMUXの設定を行いました。ただひたすら、Wikiの説明通りの修正作業となりました。
(from MII_RX_AVCLK4 to MII_RXCLK....の記述がいまいち不明で balls T4, U7 のMII_RXCLK、 MII_TX_CLKを選択。)
・RM57Lのコンフィグレーションソースの生成
○CCSによるデモアプリの生成
・Wikiの説明通りプロジェクトのインポート、コピーを行う。
・HALCoGenの生成ソースコードへのリンクを行う。
・HL_phy_dp83640.h、HL_sys_main.cを修正する。
○XDS110 Emulator設定
・targetConfigsフォルダのRM57L8xx.ccxmlの修正
「RM57L8xx_0」を「RM57L8xx」に、「XDS110 USB Debug Probe_0」を「XDS110 USB Debug Probe」に修正。
○デバッグ実行
・ターミナルソフトをCOM3、9600BPSで立ち上げ実行
※LAUNCHXL2-RM57Lはネットに接続していないのでDHCPからのIPアドレス取得エラーが表示されているが、一応稼働しているらしい。
○ちょっと修正
最初、LauchPadへの接続が不調で、過去に作成した、RM57Lプロジェクトにこのデモアプリケーションのソースを組み込み。なんとか、IoTの実現の第一歩にたどりついた様子を掲載します。
※今回のデモアプリケーションにBOOSTXL-K350QVGへの表示機能を追加したアプリケーション。
※ルータにLaunchPadを接続して、デバック実行
DHCPによるIPアドレスの取得に成功している。
※WebブラウザでLauchPadにアクセスする。
表示されている内容は、Cのソースコードに変換して、プログラムで定義されたデータの形で扱われている。(固定の表示)
◇コンパイルエラーが多少出る。
・HL_pinmux.c の pinMuxReg->PINMUX[9] = PINMUX_BALL_R4_ | PINMUX_BALL_N17_EMIF_nCS_0 | PINMUX_BALL_L17_EMIF_nCS_2; でコンパイルエラー
対処:PINMUX_BALL_R4_を削る。 など
◇Launch Padのパッケージを開封した際、MACアドレスが同封されていることを期待していたのですが、、、、残念、古い古い、ノートPC(Win95)のEtherNetカードのMACアドレスを流用しようと思います。(ローカルで使う分には、何を使おうが関係ないのですが。。。。)
◇今後は、RM57Lとのデータやパラメータの送受信が HTTPDを介して 実現できたらと思います。