2009年12月28日月曜日

無線LAN環境の構築 (corega CG-WLR300GNHの無線LANアクセスポイント使用)


最近、ノートPC、プレイステーション3を購入して、自宅のLAN環境を再構築します。

1.LAN再構築概要
 1)現在のLAN環境
    ●HUB PCi EH-505 ポート数 5 [10Base-T]
    ●ブロードバンドルータ(KDDI ひかりOne) NEC Aterm BL170 ポート数 4 [100Base-T] 
   で 有効LANポート数 8 

 2)再構築LAN環境(画像)
    ●無線LANルータ corega CG-WLR300GNH  ポート数 4 [1GBase-T]
    ●ブロードバンドルータ(KDDI ひかりOne) NEC Aterm BL170 ポート数 4 [100Base-T] 
    ●HUB PCi EH-505 ポート数 5 [10Base-T]
   で 有効LANポート数 10 + 無線LAN

  ※写真 手前から NEC Aterm BL170, corega CG-WLR300 , Modem, PCi EH-505
 
2.無線LANルータ選択について。
 1)まず、手っ取り早く、必要なポートを増設することを考え、、、
 今回、無線LANルータ corega CG-WLR300GNH  を選択しました。はじめ、8ポートの100Base-TのHUBを考え、安いもので3千円程度、これを増設することで、有効LANポート数 16(+6)に増える、それで凌ごうと思っていました。

 2)どうせなら、将来を考え、一纏めに、、、
 しかし10Base-TのHUBを外すと、有効LANポート数 13、当然将来を考えると、一纏めにして、16ポートHUB 6千円程度もありと考えました。

 3)ノートPCを使うようになって、、、
 そのとき、さっさと購入してしまえばよかったのですが、今まで、デスクトップPCのみ使っていたのですが、アウトレットで購入したノートPCを使うようになり、使う毎に、HUBのポートに7mのケーブルを付け替えての使用で、当然、無線LANアクセスポイントが欲しくなりました。安いもので1万円程度、標準で3~5万円、今度は費用の面で躊躇。

 4)無線LANルーターのアクセスポイント使用を知り、、、
 無線LANルーターでは、有線LANポートが4ポート程度あり、低価格で魅力的だと思うのですが、現在のKDDI ひかりOneの環境では、なんとなく、無線LANルーター導入不可と思っていました。
(無線LANルーターに置き換えると、ひかりOne電話が使えなくなると思い。)

 ふと、単純に、無線LANルーターでネットワークを増やしてしまえば可能ではないかと思い、各メーカーのサイトで仕様、取り扱い説明書をチェックしました。
 ネットワークを増やすためには、無線LANルーターで、既存ネットワークアドレス(ルーターの外側)と、増設ネットワークアドレス(ルーターの内側)の設定が必要と思うのですが、どうもそのような設定は出来ないようです。
 そのような事を調べているうちに、無線LANルーターのルーター機能を無効に出来る事(アクセスポイント使用)を知りました。それで、ようやく無線LANルーターの購入に踏み切りました。
 メーカーおよび、機種については、仕様、価格の面で corega CG-WLR300GNH にしました、6千円で購入できました。


2.無線LANルータの設定(ノートPC Win7)
 1)無線LANを試す。
  ①とりあえず、ルータのパッケージを開封し、電源アダプターをつなげ(電源ON)、ノートPCを立ち上げました。
  ②コントロールパネル/ネットワークの状態とタスクの表示(ネットワークと共有センター)で 「新しい接続または。ネットワークのセットアップ」を実行 「ワイヤレスネットワークを手動で接続します」を選択。
  ③ルータの底面にあるネットワーク名、セキュリティの種類を[WPA2-パーソナル]、暗号化の種類を[TKIP]、初期PINコード(->セキュリティキー)を設定する。
  ④ネットワークと共有センターで「ネットワークに接続」を選ぶと、ワイヤレスネットワーク接続の選択リストが表示される。ここで③で設定したネットワークを選択する。
  ⑤ルータの設定画面を確認
   ●webブラウザを立ち上げると、いきなりルーターに繋がった(と思う)、そこでユーザー[root]でログインできた。
   ●設定画面を色々見、ログアウトした。

 2)ルーターをルータ機能OFFで起動
   ①今回のルーター使用は、ルーター起動OFFでの使用なので、電源を外し、背面のディップSWをOFFにして、電源を接続しなおした。
   ②ノートPCで無線LAN接続を試すが失敗。
     この時点での接続は、既存のルータ(DHCP稼働中)と この無線LANルータからの上位接続が必要と思われる。しかし、この無線LANルーターのサブネットアドレスが異なるため不可。
   (自宅のサブネットアドレスは 19x.16x.1x.00 ルータのサブネットアドレス(工場出荷時)は192.168.1.00) 

 3)ルーターのサブネットアドレスの変更(ルータ機能OFF)
   ①ノートPCと無線LANルーターをケーブルで接続した。
   ②ノートPCのIPアドレスを設定した。
    本来ノートPCのIPアドレスの設定はDHCPで割り当てられる設定になっています。
    この時点で、既存のDHCPと無線LANルータのサブネットが異なるので、ノートPCに固定のIPアドレスを設定します。無線LANルーターのサブネットと合せる為 一時的に 192.168.1.222 としました。
   ③ノートPC Webブラウザで無線LANルーターに接続します。
     http://192.168.1.220 で 設定画面に繋がります。
   ④無線LANルーターのIPアドレス変更
    ●設定画面 LAN側設定/ルーターIP で [LAN側IPアドレス]、既存DHCP(ルーター)の除外アドレスのうちの1つを設定する。 
    (今回 19x.16x.1x.105 を設定 既存のDHCPは 19x.16x.1x.100 ~ 163 のIPアドレスが割当除外となっています。) 
    ●ゲートウエイアドレス、DNSサーバーは、既存ルーターのアドレスを設定する。

3.無線LANルーターの確認
 1)ノートPCのIPアドレスの設定をDHCPによる割当に戻す。
 2)既存のルータの上位LANポートと無線LANルータのポートをつなぐ。
 3)ノートPCで無線LAN接続を確認した。

4.corega に対する希望
  設定画面 LAN側設定/ルーターIPで、ルーター機能ON、OFF両方のアドレス(初期値 192.168.1.1/192.168.1.220)設定が可能であれば、無線LAN設定がかなり容易となると思われます。

5.感想
 当初、無線LANルーターの導入設定は簡単だと思っていました。HUBの増設並みに考えていました。暗号化等のセキュリティ設定があるとは思いませんでした。
 実際、無線LAN接続を行うとき、無線LANの選択リストに10以上の無線LANが検出されました。近所にそれだけの、無線LANの使用者がいると言うことでしょう。セキュリティがしっかりしていないと他人のプライベートネットワークに接続出来てしまいます。なるほどと思いました。
 それにしても検出無線LANが10を超えていたのには驚きすら感じます。
 
 近年、液晶TV、BDレコーダ、ゲーム機、がネットワーク対応となって普通の家庭でもLANのポート数はかなり必要になっていると思います。8ポートのHUBでは早々に足りなくなると予想されます。
そこで、無線LAN・・・チャネル数は13、機器が必要になった場合のみチャネルが割当られます。家庭用のネットワークでは結構合理的なものと思います。
 

----メモ-----
※初期化ボタンで工場出荷時の状態に戻す方法
1 すべてのLAN ケーブルを抜きます。
2 AC アダプタを電源コンセントから抜き、1 分以上経過してから再び差し込みます。
3 初期化ボタンを15 秒以上押してから離します。

※現在ネットワーク接続機器
PC Desktop
NEC Value One [Celeron 2.93GHz WinXP]
HP xw4400 [Core 2 Duo 1.86GHz WinXP]
DELL Studio Slim [Core 2 Quad 2.33GHz WinVista]
DELL 430S [Pen4 WinXP]
PC Note
Dell inspiron 15 [Core 2 Duo 2.4GHz Win7]
Unix Workstation
IBM RS6000 [Power PC 604e 160MHz AIX 4.3]
Printer
EPSON PM-T960
液晶テレビ
 SHARP AQUOS LC-37GX3W
その他
 Panasonic DIGA Blu-ray Recoder
 HITACH Woo DVD Recoder
 SONY PS3
マイコン評価ボード等
 

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