2010年4月27日火曜日

HEWと付属SH-2A基板の接続

CQ出版Interface誌(2010.6)付属基板が、ようやくHEWから認識できるようになったので、その要点を以下にまとめます。

1.構成
[[PC側]][HEW][シリアル接続HEWモニタ](SH2A_VcomINF)==(USB接続)==[HEWモニタプログラム][ユーザープログラム][[付属基板側]]

HEW:shv9302_ev.exe
シリアル接続HEWモニタ:HEWmonitor.zip 
SH2A_VcomINF(付属SH-2Aマイコン基盤用仮想シリアル・ドライバ):SH2A_VcomINF.zip
(5/3)

2.PCで属SH-2A基板は、COM1~COM9の範囲で認識させる。
  シリアルHEWモニターは、10番を超えるCOMポートには対応できません。・・・(Interface2010.6 P100 コラム1)
3.USBケーブルはPC本体に繋ぐ
  パソコン本体のUSBポートを使って下さい。・・・(Interface2010.6 P100 コラム1)

Interface誌Webサイトからダウンロードした、LEDチカチカのサンプルプロジェクト(Interface_Sample.zip)をHEWで開けると、「デバイスドライバが見つからないか、接続をキャンセルしましたSH-2A Serial Moniter」のエラーメッセージが表示され、付属SH-2A基板との接続に失敗しました。

さて接続エラーの対処を以下に記します。

1.PCのシリアルポートを確認
[コントロールパネル]/[管理ツール]/[コンピュータの管理]/[デバイスマネージャ]
ポート(COMとLPT)のエントリを確認すると、[USB SerialPorts Driver(COM18)]で更に、そのエントリのプロパティを確認すると、COM1、COM3~COM17が使用中([ポートの設定]/[詳細設定])となっていた(少々驚き)でCOM3が実際に使用されていないのを確認し、付録SH-2Aを強制的にCOM3に割り当てた。
==>まだ接続失敗 

2.USBケーブルを本体に繋ぎなおす。
==>まだ接続失敗

3.Interface(2010.6)の「開発ツールHEWの使い方とサンプル・プログラムの作り方」(第3章)の 「2.プロジェクト構築」以降を実行。
★この段階で初めてPCに「シリアル接続HEWモニタ」をインストール(HEW アドミニストレーションでの登録)する必要があることを知る。
==>ようやくHEWが付属SH-2A基板に繋がった。

4.ついでに、「Appendix3 シリアル・フラッシュROMのアップデート手順」を実行。
「SPIwriterAll.absとSPIROM.BINの付録SH-2A基板へのダウンロード」
  これらのファイルを一ずつダウンロード。
「リセットを実行(図Aの②のボタンをクリック)して」
 PC(プログラムカウンタ)1C000800、R15(スタックポインタ)1C080000にならなかった。
 *付属基板フラッシュROMが潰れるのを覚悟で、プログラムの実行(図Aの④)ボタンをクリックした。
  数度のクリックで、PC:1C000800、R15:1C080000になった。
  ・・ほっとした。
  プログラムの実行(図Aの④)ボタンをクリックした。
  ==>HEWモニタプログラムの書き換えが始まった。少し待つと基板のLEDの点滅が始まった。(書き換え成功)


確認) 一応 LEDチカチカのサンプルプロジェクトをHEWで開け、付属SH-2A基板にプログラムをダウンロード、デバックを試しました。==>上手くいくようです。


<<注意>>この作業は、フラッシュROMをつぶしてしまう可能性があるので、実行に際しては、Interface誌を熟読のうえ、慎重に行って下さい。上記記事の内容に責任は持てません、ご容赦願います。

5.Windows7でのメモ(5/3)
※Windows7(Home Premium 32bit)でHEWのインストール
 付属SH-2A基板をUSBで繋いだ際に、Windowsで、新しいデバイスの認識が出来なかった。
 Windowsのデバイスマネージャでは不明のデバイスとして表示されていました。
 この、不明のデバイスのドライバのインストール作業が必要 (SH2A_VcomINFを使用)
(忘れがち)

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