2009年11月29日日曜日
LM3S8962 Evaluation Kit! を試す。
STMicroelectronicsの評価キットを色々操作しているうちに、テキサス・インスツルメンツの評価キット LM3S8962 Evaluation Kit が届きました。
この評価キットは Cortex-M3コアの LM3S8962(メインボード)と、LM3S2110(サブボード)の2つのマイコンでCAN(Controller Area Network)通信を試せる構成になっています。
また、Ethernet、microSDカードスロット、スピーカー、128×64ドットOLED(グラフィック表示)等が搭載されていて、多彩なアプリケーションの開発が手軽に出来るのではと期待できます。
とりあえず一通り試します。
1.準備
1)付属のDVDをPCにセットする。
○LUMINARY MICROのHTML画面
○Document/Read Me First - Viewで「LM3S8962 EVALUATONKIT README FIRST」を開く。
2.「README FIRST」記載に従う。
1)付属フラットケーブル(10線)で LM3S8962 Evaluation Board(本体ボード)とLM3S2110 CAN Device Board(サブボード)のお互いのCANポートをつなぐ。
2)付属USBケーブルでPCと LM3S8962 Evaluation Board P4をつなぐ
○微妙なサウンドと、液晶にLUMINARY、IARのロゴが表示された後ゲームが始まった。
○ゲームを一通り試す、敢え無くGame Over 注目すべきは、IPアドレスが表示される事、さらにスクリーンセーバも表示(詳細、後述)
3)デバイスドライバのインストール
○PC側で新規デバイスの検出。
①デバイスドライブソフトウエアインストールを始める。
②ドライバの検索先をDVDドライブに指定する。
「Stellaris Evaluation Boad A」のインストール完了を確認。
※ゲーム(サンプルアプリケーション)
①起動時、サウンドと伴にLUMINARY、IARのロゴが表示、Ethernet接続で、DNSからIPアドレスの割当を受ける、そのアドレスが表示される。
②一見パックマン風のゲーム、[SELECT]ボタンでゲーム開始 [SW3-6]ボタンで上下左右移動。[SELECT]ボタンでミサイル発射、モンスターを撃破
③ゲーム開始前、ゲームOver後、に一定期間経つと、スクリーンセーバが表示される。スクリーンセーバも消えた後、本体ボードLED1がゆるい点滅、CANサブボードLED100が点滅する。
④起動時、ゲームOver時のサウンドの音量はCANサブボードの[SW100,101]で調整できる。
⑤起動時、シリアルポートからWelcomeが出力される。ゲーム開始でスコア0、ゲームOverでスコアがシリアルポートに出力される。
(PC並びにターミナルソフト設定 bau:11520 data:8bit parity:non stopbit:1 flow:non)
※あまりこのサンプルアプリケーションにはまると、本格的なアプリケーション開発前に基板が壊れてしまいそうなので注意。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿