Interface誌 付属FM3基板 購入よりほぼ、1週間、暇を見つけながら、ようやく開発の端緒に辿りつけました。
1.USB DIRECT Programmerのインストール
富士通のサイトからダウンロード(usbdirect-v01l06.zip)
特に問題なくインストール(USBデバイスデバイスドライバは後回し)
2.サンプルプログラムをダウンロード
ダウンロードファイル mb9b610t-files.zip
最も初歩のサンプル mb9b610t-files / mb9b610t-series-201204.zip / mb9b610t-series-201204 / mb9bf61xt_template-v13
main.cの気になる点。
bFM3_GPIO_DDR3_PC=1; と bFM3_GPIO_PDOR3_PC=1;。。。
GPIO P3C を High / Low 出力 付属FM3基板のLED1は GPIO PF3 の出力のはず。。。。
3.はんだ付け作業
過去の付属基板(SH2Aなど)と同様にCN2を基本に、CN3を拡張ように振り分けはんだ付け作業をおこないました。
4.KEIL MDK-ARMのインストール
http://www.keil.com/fujitsu/ より 「MDK450.EXE」をダウンロードし、MDK-ARMのインストール
プログラム本体のインストール終了後、「File installation completed」画面が表示 少し戸惑う。
かまわず、進める。 コマンドプロンプト(DOS窓)でのインストールが進む。で、デバイスドライバ(KEIL Tools By ARM ユニバーサルシリアル。。。。)のインストール が完了
5.付属FM3基板をつなぐ(デバイスドライバのインストール)
とりあえず、付属FM3基板をPCにつなぎました。(JPP1はオープン)、何も起こらない。。。。
デモプログラムは書き込まれていないようです。JPP1をショート、JPP2でリセットを行う。PCは新規デバイスを検出しました。
使用するPCがWindows Vista なのか、デバイスドライバのインストールはすんなりいかず、付属基板は不明なデバイスとなっていました。
そこでつなぎ直し(JPP1はショート)、改めてデバイスドライバのインストールを行いました。
デバイスドライバの参照先
Program Files / Fujitsu / FUJITSU USB DIRECT Programmer / driver / WinXP
6.サンプルプログラムのビルドおよび書き込み
2.で取得したサンプルプログラムをKEIL MDK-ARMでビルド 、USB DIRECT Programmerで付属基板に書き込みました。
しかし JPP1 オープン(ユーザーモード)で LED1は点滅せず。前記の危惧に基づき、main.cを修正しました。
操作するGPIOを変更
bFM3_GPIO_DDR3_PC => bFM3_GPIO_DDRF_P3
bFM3_GPIO_PDOR3_PC => bFM3_GPIO_PDORF_P3
再度、プログラムをビルド、付属基板書き込み、ようやく LED1の点滅を実現
7.その他 GPIO
今回、作成した自作ボードはモノクロLCD(SG12864)の表示を行うため GPIOでP2、P5、PBのポートを使用します。
特にPBポートとP22は、ADC端子と共用で、GPIOとして使用するためADEレジスタの設定が必要になります。
例
PB0の場合 bFM3_GPIO_ADE_AN16=0;
FM3はGPIOを使うための設定が、ポート単位ではなくピン単位で異なります。この点は結構マイナスに感じます。 GPIOのピンを変更する場合、ドキュメントを見て、共用となる端子を一々確認する必要がありそうです。 (慣れれば問題無いのかも知れませんが。)
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