Newhaven Display International社 グラフィックLCD NHD-C12864A1Z-FSB-FBWを試しました。
これまではTI Stellaris LaunchPadでSUNLIKE社グラフィックLED SG12864 を使用していました。SG12864ではGPIOピンを13本占有するので、開発アプリケーションが自ずと制限されます。
そこで、データインターフェースがシリアルのLCDを探したところ、DigiKeyでNHD-C12864A1Zを見つけ、早速に入手しました。
NHD-C12864A1Zは、
・マイコンとのインターフェースはGPIOピン4本でOK
・0.1インチ(2.54mm)ピッチの12本のピン (6×2)
・3.3V駆動 (No.9ピン H+ ヒータ用の12Vの給電があるが、いまいち不明?)
最初、シリアルのデータインターフェースはSPI(SSI)やI2Cを使うと予想していたのですが、ドキュメントに記載された、初期化コードをみると、単純にGPIOのHi/Low出力でSCLとSI(SDA、Tx)を実現しているようで以下のコーディングを行いました。
* シリアルによるデータ出力 1バイトの出力データ siout を シフトさせながら1ビットづつ出力
for(i=0;i<8;i++)
{
lcd_SCL_low(); //SCL:Low
if(siout & _10000000B)
{
GPIOPinWrite(LCD_PORT_BASE, LCD_PIN_SI, LCD_PIN_SI); //SI:High
}
else
{
GPIOPinWrite(LCD_PORT_BASE, LCD_PIN_SI, 0); //SI:Low
}
lcd_SCL_high(); //SCL:High
siout = siout <<1; //1ビットのシフト
}
*感想
・表示内容により、濃淡のムラがある。
・比較的簡単に表示が実現。
(SG12864では、各信号の出力タイミングの調整が必要でしたが、今回は簡単に表示が確認出来ました。)
2013年1月15日火曜日
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