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2010年3月30日火曜日

ALTERA Cyclone IV GX スタータ開発キット

ALTERA Cyclone IV GX スタータ開発キット発売のメールが本日(3/30)届きました。
早速、Digi-Keyでチェックすると、544-2569-ND(DK-START-4CGX15N) 39,540円で購入可能のようです。在庫0なので納期は少々かかるかもしれません。

今回の内容が以下のとおり。
(ユーザーガイド等のドキュメントが、まだ見れないので正確な情報では有りません。私自身の思い込みかもしれません!)
 1.主要デバイス
  ・Cyclone IV GX EP4CGX15BF14C8N FPGA
  ・PCI-SIG 準拠の PCI Express ハード IP
 2.コンフィギュレーション・ステータスとセットアップ要素
  ・フラッシュ・メモリよりのパッシブ・シリアル(PS)コンフィギュレーションを実現するMAX® II CPLD (EPM2210)のシステム・コントローラ
  ・FPGA コンフィギュレーション用エンベデッドオンボードUSB-Blaster™ 回路
  ・外部 USB-Blaster 用JTAGヘッダ
  ・アルテラ EPCS シリアル・コンフィギュレーション・デバイス
 3.クロック
  ・FPGA のクロック: 50 MHz、125 MHz および SMA コネクタよるクロック入力
  ・その他のオンボード・クロック・オシレータ: 6 MHz、24 MHz、25 MHz
 4.汎用ユーザ入力/出力
  ・LED
  ・2行の文字表示用 LCD ディスプレイ
  プッシュ・ボタン・スイッチと DIP スイッチ
 5.メモリ・デバイス
  ・16 Mバイトのフラッシュ・メモリ
  ・2 Mバイトのシンクロナス SRAM
 6.コンポーネントおよびインタフェース
  ・PCI Expressエッジ・コネクタ
  ・RJ-45コネクタ付き10/100/1000BASE-TイーサネットPHY、または SMA コネクタへのトランシーバ1 つ (ボードの小規模な変更が必要)
 7.デザイン例
  ・Nios® II プロセッサ・ウェブ・サーバーとリモート・システム・アップデートを搭載したボード・アップデート・ポータル
  ・◦ボード・テスト・システム

  ((ALTERA HPより抜粋))


以前から、Nios® IIを試したいと思い、Cyclone IV のスタータ開発キットの発売を待っていたのですが。
 ・CyclonIVがEP4CGX15BF14C8N
 ・HSMCのコネクタが無い(GPIO用のコネクタが裏面に隠れているといいのですが。)
この2点で購入に躊躇
 ・デザイン例 Nios® II プロセッサ・ウェブ・サーバーと...
この点で、少々魅力(デザイン例ソースが入手できれば。。)

いずれ公開される、ドキュメントを待って、購入を判断したいと思います。

2009年11月25日水曜日

ALTERA Quartus II 9.1 の インストール

先日ALTERAからのメールマガジンでQuartus IIのバージョンアップの案内がありました。
QuartusIIのインストールを行い、その手順を以下に記します。

1.DELL Inspiron 15 CPU:Core2Duo Mem:4GB(インストール作業前空き:1.5G) OS:Windows7 Home Premium 32bit その他:ウイルスセキュリティZero常駐

 1)ALTERAホームページにアクセスし、QuartusIIのダウンロードを行いました。
 2)ダウンロードファイルを実行し、インストール作業を行いました。
 3)インストール途中で エラー発生
Fueature:IP Library
Component: IP Library files
File: C:\altera\91\ip\altera\seriallite_ii\lib\ip_toolbench\utl\lib\Vx2\VxMa9607.rra
Error: このコマンドを実行するのに十分な記憶域がありません。
4)対処
   ①インストールプログラムを起動させた。
   ②インストールプログラムの操作中(Setup Typeの選択)、Windousタスクマネージャを立ち上げた。
   ③タスクマネージャ「プロセス」タグで、google toolbar,ウイルスセキュリティ関連のプロセスを終了させた。
   ④残りのインストール作業を続けた。
    >>>結果 前述のエラーが発生、③で停止させたプロセスとの関連性は解らないが、インストール発生箇所が異なった。
    >>>インストールを "Custom"で行い、インストール内容をCycloneに絞って行ってみたが同様に失敗した。
   
  ※現時点でWindows7でのQuartusII 9.1 のインストールは不可(私にとっては!)

2.DELL Studio Slim CPU:Core2Quad Mem:4GB(インストール作業前空き:0GB タスクマネージャ/パフォーマンス) OS:Windows Vista Home Premium 64bit その他:Windows Live OneCare等多数の
サービスが常駐。
 1)DELL Inspiron 15でダウンロードした QuartusIIのダウンロードファイルを。
 2)ダウンロードファイルを実行し、インストール作業を行いました。
 3)インストール成功

  ※Windows VistaでのQuartusII 9.1 のインストールはスムーズに行えた。

Windows7でのインストール失敗は、少々残念でした。
私のWindows7のイメージとして、VISTAが巨大で、おせっかいOSであったことにたいする見直しとして、Windows XPを、ブラシュアップし直したものと思っていました。
現在保有しているソフトウエアもある程度使えると思っていたのですが。。




2009年11月14日土曜日

Spartan-6 FPGA SP601 評価キットその後(奮闘中)



 Xilinx Spartan-6 FPGA SP601 評価キットを使い始めて、2ヶ月が経過しました。慣れぬISE等の開発ツールに もがきながらも、なんとか、容(かたち)が整ってきた状況です。

1.概要
  [[信号 100Hzから4MHz]] ==> FPGA(Spartan-6) ==> LPC2388(波形表示)

 1)FPGA(Spartan-6)処理
  ・ADCドライブ 
    エンコーダ波形1~50MHzをADCに出力、8ビットのデータをADCがら取り込む。
  ・データバッファリング
    ADCから取り込んだデータをRAMに書き込む。
  ・データの送出
    RAM上のデータをマイコンLPC2388に送信する。
 2)マイコン(LPC2388)処理
  ・ ユーザーIF
    FPGAにサンプリング開始/停止の指示、取得データの表示、FPGA動作パラメータの調整

2.動作確認
 1)検出波形 上限
    信号50KHzを50MSPS(1000Pont/Cycle)で取り込むことを確認。
 2)データ表示
    チャート表示および、数値表示 
 3)動作スピード切替。
    1,2,5,10,20,50 MSPSのサンプリング速度の切り替えを確認

3.不具合
 1)取り込んだデータにノイズが多い。
 2)トリガがかからない。
 3)連続取り込み時、中断できない。

4.課題
 1)エラーデータ
   取り込みデータをFPGAのRAMに書き込む前に、マイナス値を排除するモジュールを一時的に組み入れるが、マイコンに送られたデータにマイナス値が存在する。
   (ADCモジュールは単電源構成なので、負電圧は計測されないはず。)
 2)低速クロック(エンコーダ)信号を作成できない。
   IP(CORE Generator..)/Clocking Wizard で クロック入力 200MHzDifferential clock...の場合、4MHzが出力周波数の下限でした。 カウンタを利用してその周波数を1/2,1/4,1/8,,,で分周して低速のクロック信号は生成できるが、直接周波数指定でクロック信号を生成することが現状で出来ない。
 3)ISE等開発環境の不慣れ 
  ・always @(posedge IO_PinA)
    PlanAheadでピンを割当行う場合、T9:CLK1_M2C_P等のクロック属性を持つピンを割り当てないといけない。
  ・ucfファイルエラー
    ucfファイルに知らぬ間に、「INST "xxx_IBUF" LOC = x99;」のエントリが出来、エラーを起こす。
  ・Verilog HDL 除算
    除算では、除数が2の累乗に限定される。
  ・IP(CORE Generator..)で作成したモジュールの組み込み。
    修正が大変面倒
  ・プロジェクトのコピー
    コピーしたプロジェクトでピン割り当て(Planahead)が失敗
       EEROR: launching PlanAhead failed: can't execute "C\Windows\system32\cmd.exe":ディレクトリ名が無効です。 
 4)Memory Controller Block が難しい。
   Spartan-6で期待した最大の機能 Memory Controller Block ですがなかなか使えずにいます。
   IP(CORE Generator..)/MIG (Memory Interface Generator) で所定のパラメータを指定してサンプルプロジェクトを作成するまでは良いのですが、さてこれをどのように使うのかよくわからない。使えそうな部分(memc3_wrapper等)を切り出して、一時的にプロジェクトを作成して、試行錯誤を行おうとするが、プログラムファイル生成でこけます。1クロック毎に指定したビット幅で、指定したアドレスのメモリを読み書きしたいだけなのですが、ポートが6個もあったり。コマンドIFが有ったり、そのコマンド自体が不明だったりして前途多難です。門前払い状態です。現在泣く泣く128MB DDR2を棚上げして、RAMを上限近く(16KB)使い切ってなんとか誤魔化している状況です。

2009年10月3日土曜日

Xilinx ISE2 テクニカルメモ

Xilinx Spartan-6 FPGA SP601 評価キットでのプロジェクトの作成の際、気づいた点をまとめます。

◎開発環境 
 ・WindowsVISTA Home Premium 64bit RAM:4GB
 ・ISE Project Navigator 11.3
1.ISE(本体)
 *)不明事項
   ①VHDL/VerilogHDLモジュールをシンボル化後に、Schematicモジュール編集時、シンボルリストに追加されるタイミング(ああでもない、こうでもないと、いろいろもがいている内に、リストに追加されているといった状況)
   ②New Source/IP(CORE Generator & ....)で追加したモジュールをどのようにして利用するのか?(Schematicモジュールの編集で・・)

2.PlanAhead(Mapping)
 1)ピン定義
   ①同一Bankで異なるI/O Standerdは設定できない。??
     ※出来る場合もある??
 *)エラー対処
   ①ログファイルパーミッションエラーで起動不能になった場合。
    ・タスクマネージャ(Windows)でプロセス「_xilinxupdate.exe」を終了させる。
3.iMPACT(Device Programming)

4.FMC-LPC コネクタ のピンアサインについて(疑問)
 LPC2388とのデータインターフェース(16ビット)を試している時、ビット6とビット7の交差が認められた。次の2つの可能性があると思われる。
 ・FMC-LPC コネクタ H-25ピンにLA21_Nが、H-26ピンにLA21_Pが誤配線されている。
 ・SP601ハードウエア ユーザー ガイドの UCF 配置定義
     NET "FMC_LA21_N" LOC = "V4";
     NET "FMC_LA21_P" LOC = "T4"; 
  の誤記載。(V4とT4が入れ替わっている) ・・・2009/11/17 追加

Spartan-6 FPGA SP601 評価キットその後(FMC/GPIO変換ドータカードの作成)


今回は、Spartan-6 FPGA SP601 評価キットのFMC-LPC コネクタ からGPIOの引き出しにトライしました。その際使用したパーツは以下の通りです。

・FMC-LPCコネクタ Samtec社 ASP-134606-01 VITA 57 CONNECTOR 1個
・ハウジング付ピンヘッダ(オス)40P(2×20)          3個
・両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板 Bタイプ 1.27mmピッチ(95x72mm) 1枚
・耐熱電子ワイヤー(単線) 15m程度
・半田 0.3mm (0.6mmがちょうど良いかも?)

 評価キット(SP601)を本格的に使いたい、その前に、マイコン等のインターフェースにパラレルデータIFをこのキットで実現したい思いました。一応キット上には12-pin (8 I/O) headerが装備され、SPI、IICのヘッダーを利用すれば、8ビットデータ+α のインターフェースは組めることは組めるようですが、やはりFPGAの大量のGPIOを利用しないのはやはりもったいないと思いました。
 で、FMC-LPCコネクタからGPIOを引き出したドータカードが無いか、いろいろ探しました。しかしそのようなカードは見つけられませんでした。
(以前、ALTETRA CycloneIII スタータキット(DK-START-3C25N)を使った時は、同様のHSMCコネクタがあって。そのときは Terasic Technologies の BOARD ADAPTER HSMC TO GPIO を購入して対処したのですが。。。)
 以前、この評価キット関連のマニュアルをいろいろ漁っていたとき、FMC-LPCコネクタ自体が Samtec社から、出ていることを知りました。しかし、コネクタ自体あってもどうにも私の手先の不器用さでは手が出せないと思いました。
 最近、諦めきれずに、このコネクタの図面を眺めていたとき、コネクタから引き出されたピンの間隔が1.27mmでこの間隔は、ユニバーサル基板(1.27ピッチ)に一致すると気づきました。ひょっとしたらなんとかなりそうだと思い、デジキーでこのコネクタを発注しました。

 入手したFMC-LPCコネクタを使って、GPIO変換ドータカードを作成した手順は以下の通りです。
①まず、FMC-LPCコネクタの背面の両端の突起(基板に固定するためのもの)およびその周囲を削りました。
 ・・・配線用のピン(半田鍍金されています)がユニバーサル基板のホールに収まるように。
②FMC-LPCコネクタをユニバーサル基板に強めに押し込む。
 ・・・結構しっかりと固定されます。
③耐熱電子ワイヤー(単線)を10~15cmに切り分ける。120本 出力するGPIOを 8ビット、16ビット、32ビットのブロック分けをし、ブロック毎にワイヤー(単線)の長さを揃えました(気休め)。
④ワイヤー先端3mmの被覆をはがしました。
⑤FMC-LPCコネクタの背面のユニバーサル基板の穴に、ワイヤーを差し入れ、半田を流し込みます。
・・・コネクタの配線ピンの半田が溶けると、ワイヤーが更に1mm程度奥に押し込めるようになります。
⑥半田付けしたワイヤーをピンヘッダ(オス)40Pに配線します。
***延々と、120本繰り返す。***
⑦配線の導通、隣接配線とのショートをチェックしました。
***延々と、120本繰り返す。***
幸い、導通不良が1箇所で比較的容易に修復できました。

 さて、このGPIO変換ドータカードの検証ですが、以前この評価キット動作検証用に作成した、CLK発信プロジェクトの32ビットカウンタのうち、8ビットを信号として、FMC/GPIO変換ドータカード経由で外部LEDにつないでその動作を確認しました。

[プロジェクト概要]
クロック==>CLK生成==>32ビットカウンタ(UP)==>出力ビット選択==>CLK出力(本来の出力)
                     =>8ビット抽出==(FMC/GPIO変換カード)==>外部LED(検証用の出力)


あとがき
 とにかく大変でした、作成にまる1日、チェックに半日、材料費はほどほどで3千円、配線はぐちゃぐちゃ、配線は、Spartan6のバンクまで考慮していないため、将来、ピン設定との齟齬が出る怖れがあります。





 




2009年9月17日木曜日

Spartan6 Evaluation Kit(SP601)を使ってみました。

今まで、手が出せずに購入したままになっていた、Xilinx Spartan-6 FPGA SP601 Evaluation Kit を、使い始めました。

1.ボードの動作確認。
 キット同梱のマニュアル「Getting Strated with the Xilinx Spartan-6 ...」のとおり、シリアル(UART)接続での操作、サンプルの画像処理プログラムの動作を確認しました。

※開発環境 Windows VISTA 64bit Home Premium での確認は失敗しました。
 シリアル(UART)接続での操作では、VISTAにハイパーターミナルが実装されていないので・・・×
 画像処理プログラムの動作確認では、WinPcap の DLL が導入出来ず・・・×
(開発環境のセットアップ時 WinPcapのインストールは実行されるがDLLがインストールされなかった。)
==>Windows XP Home 32bit 環境で これらの動作確認は成功しました。

2.テストプログラムの作成、動作確認
 以前Altera CyclonIII スタータキットで最初に作成した、テストプログラムを Spartan6 EvaluationKit SP601 に移植しました。
 
 1)テストプログラム
   キットに実装されているクロックの信号をカウンタに取り込み、カウンタのビットの0/1の切り替えをクロック信号として外部に出力する。
  出力周波数の切り替えはプログラムモードによるカウンタのビット選択でおこなう。
  
  CyclonIII スタータキットで作成したテストプロジェクトより使えそうな部品VHDLソースは
    Func_gen.vhd  カウンタのビットをプログラムモードで選択し、CLK信号を出力
    Simple_Cunter.vhd キット実装の水晶発信器のCLK信号をカウント(カウンタ カウントアップ)
    mode_change.vhd 4プッシュボタンでプログラムモードチェンジ

 2)プロジェクトの作成
  ①ISE Project Navigatorを立ち上げる。(Xilix ISE Design Suite 11 / ISE / ISE 64ビット / ISE Project Navigator )
  ②「New Project」ボタンクリック
    ・Create New Projectダイアログ
     Name : TestFuncGen
Location : C:\Xilinx\Project\TestFuncGen << C:\Xilinx\Projectを指定していた場合
・Device Propertiesダイアログ
Product Category : All
Family : Spartan6
Device : XC6SL16
Package : CSG324
Speed : -2
・Create New Sourceダイアログ  スルー
・Add Existing Sourceダイアログ スルー
    *空のプロジェクトが出来る。
 3)プロジェクトに既存(前述)のソースファイルを追加する。
   プロジェクト名 TestFuncGenを選択し、右クリックして、各ソースファイルを追加。
 4)追加エンティティ(ソースファイル)のシンボル化
   追加された各ソースファイルを選択した状態で、[Processes]の Design Utilities / Create Schematic Symbol を実行
 5)プロジェクトに Schematec を追加 (CyclonIII スタータキットでの場合、トップエンティティ)
   プロジェクト名 TestFuncGenを選択し、右クリックして、New Source... を実行する。
New Source Wizrd
Select source type…: Schematic
File Name : TestFuncGen
 6)Schematic の編集
  ①シンボル化されたエンティティを追加する。
    シンボル選択ウインドウの Categories に プロジェクトのディレクトリが表示されるので、選択、>> 4)で作成されたシンボルが表示 これを選択、Schematic にドラッグ&ドロップで追加する。
  ②ワイヤーの追加
    Add Wire のアイコンで 各シンボル端子(シンボル間接続)にワイヤを張る。
  ③入出力の追加
    Add I/O Maker アイコンで 各シンボル端子(FPGAの入出力)に入出力を作成する。
  ◎IPの追加
   IPを使用する場合、一旦、仮プロジェクトを作成、そこにIPを CORE Generator & Architecture Wizard を使って追加する。
    すると、仮プロジェクトのディレクトリにVHDL(Verilog HDL)のソースファイルが生成されているので、このファイルを本プロジェクトに追加、シンボル化してこのSchematicに追加する。

 7)ピン配置(定義)
  ① Schematic (TestFuncGen) を選んだ状態で 「I/O Pin Plannig(PlanAhead) - Pre-Synthesis」 「I/O Pin Plannig(PlanAhead) - Post-Synthesis」「Floorplan Area/IO/Logic(PlanAhead)」のいづれかを選び ピンの定義 を行う。

 8)ダウンロード(Device Programming)
  ①Evaluation Kit ボードの USB(JTAG)コネクタとPCを接続する。
  ②Schematic (TestFuncGen) を選んだ状態で 「Configure Target Device」
    *ISE IMPACT立ち上がる
  ③iMPACTで Bundary Scan ==> Right click to Add Device or ….
  ④Mouse 右クリック
    Add Xilinx Device クリック 
     バイナリファイル C:/Xilinx/Project/TestFuncGen/testfuncgen.bit を選択 *FPGAのアイコンが表示
      Programを選択==> Device Programing Properties ダイアログ表示
             ダウンロード開始

--------------------------------------------
 今回 開発環境は Windows VISTA 64bit Home Premium で行いました。当初、7)ピン配置(定義)で 設定プログラム PlanAhead が 立ち上がり時 にダウンし、それ以降の作業が不能になりました。WindowsXPに開発環境(ISE WebPACK™ )を組み、同じ手順を試行しました。その結果、ピン配置、ダウンロードの処理が問題なく行え、不完全ながらキットでの動作確認ができました。
 その後、Windows VISTAの環境に戻り、あれやこれやと試した結果、libPackStanSolver.dll の読み込みでエラー発生していることがわかりました。
 XilixのHPで、ISE のアップデート 11.3 があったのでこれを適用したところ、この障害は解消されました。
--------------------------------------------
※操作性で違和感を感じる点
   ・ピン配置(定義)、ダウンロード時にソースを選択した状態で行ったこと。(プロジェクト単位で行った方が納得)
   ・IPの追加が、直接 Schematic に出来なかったこと。
   ・ソースファイルでシンボルを作成するが、なかなかシンボル選択リストに表示されなかったこと。
・ダウンロードiMPACTでは、バイナリファイル(ダウンロードファイル)を選択し、Programe実行て初めてFPGAが認識されるようです。慣れるまでは不安。
--------------------------------------------
 今回 手っ取り早くSpartan6を試したかったため、Altera CyclonIII の開発環境からソースファイルを転用しました。したがって、テストプロジェクトは、一つのトップエンティティ+複数の部品エンティティの構成でとなりました。
 どうも前述の違和感は、AlteraとXilixの文化の差に起因するのでしょうか?文化の差、、たとえばプロジェクト意味が異なるのでは、どうもXilinxでは、1つのプロジェクトは1つの開発環境を意味し、複数のトップエンティティがもてるように感じます。(必要なトップエンティティを選んでコンフィグレーション / ダウンロードするかたちを採るのでしょうか?)
 とにかく、現時点では、マニュアルを読み倒す必要があると思います。

2009年9月2日水曜日

Xilinx ISE Design Suite の導入

Xilinx Spartan6 FPGA SP601 評価キットがようやく入手できたので。開発環境を整えました。その手順をここに記録します。

////////////////////////////////
 
 概要
  1.Xilinxアカウント登録
  2.ライセンスの登録
  3.ISE Design Suiteのインストール
  4.ISE Design Suiteの動作確認

  ※今回のISE Design Suiteは 以前、Xilinxからのメール
  「Welcome to Xilinx Electronic Fulfillment」、
  「Xilinx, Inc. – Important Information Regarding Your Spartan(r)-6 FPGA SP601 Evaluation Kit Purchase」
  に従いインストール作業を行った。

  ※評価キット同梱のメディア(DVD、USBメモリ)は今回使用しなかった。

////////////////////////////////

1.Xilinxアカウント登録
 1)メール「Welcome to Xilinx Electronic Fulfillment」記載の
   https://secure.xilinx.com/webreg/register.do?group=esd_oms
  でXilinx HP にアクセス

  (1)ユーザアカウントの作成
     userid : ×××××@××××.×××  ※今回メールアドレスにしました。
     Corprate Email : ×××××@××××.××× ※Xilinxからのメールを受けたメールアドレス。
     password : ××××××××
     First Name : Taro
     Last Name : Yamada
    でユーザーアカウントを作成する。 
  (2)Xilinxからメール「Xilinx Registration: Account Activation」が届く
  (3)メール記載のアドレスでユーザーアカウントをアクティブ化する。
     https://secure.xilinx.com/webreg/activate.do?languageID=1&key=s5w7ea36827
  (4)ユーザーIDとパスワードでサインインする。
  (5)ユーザープロファイルを登録する。(メールアドレスは、Xilinxからメールを受け取ったアドレス)
  (6)サインアウト
        
2.ライセンスの登録
 1)準備 PCのEthernet MACアドレスを調べる。
  (1)すべてのプログラム/アクセサリ/コマンドプロンプトを起動
  (2) ipconfig /all を 実行
  
   Microsoft Visual C++ 2005 Redistributeale(x64)

   Windows IP 構成

    ホスト名 . . . . . . . . . . . . : My-PC-ORION
    プライマリ DNS サフィックス . . . . . . . :
   . . . . . . . . . . .
     Gigabit Ethernet NIC (NDIS 6.0)
    物理アドレス. . . . . . . . . . . : 00-21-70-XX-XX-XX
    DHCP 有効 . . . . . . . . . . . . : いいえ
   . . . . . . . . . . .

   が表示されるので ホスト名(My-PC-ORION)と物理アドレス(00-21-70-XX-XX-XX
)を控える。

 2)再度 https://secure.xilinx.com/webreg/register.do?group=esd_oms でXilinx HP にアクセス
  (1)ユーザーIDとパスワードでログインする。
  (2)Home/Support/Product Download and Licensing のページに切り替わる Tab:3.Create New Licences 
  (3)ISE Design Suite WebPack Edition, Node-Locked License にチェック 「Generate Node-Locked License」をクリック
  (4)Generate Node Liense ページ  [2 SYSTEM INFORMATION] 「Select a host] [
  (5)Add a host....
    Operating System : Windows 64-bit
    HostID Type : Ethernet MAC
    HostID Value : 00-21-70-XX-XX-XX
    HostID Name : My-PC-ORION
   「Add」をクリック
    
     ※手間取っていると タイムアウトエラー 一旦サインアウト サインイン
  (6)REVIEW LICENCE REQUEST
「Next」をクリック

    Congratulations
    Your new license file has been successfully generated and e-mailed to ...
    Please add this sender (xilinx.notification@entitlenow.com) to your ...    

   License File Details
    Node License
    Host ID: 002170XXXXXX

    Products
    ISE Design Suite: WebPack Edition, Node-Locked License (Full): 1 seats

  ※ Tab:4.Manage Licensesの表示に切り替わる。

3.ISE Design Suiteのインストール (引き続きXilinx ウエブサイトでの作業)
 1)Home/Support/Product Download and Licensing の Tab:1.Download Software に移る。
 2) の ISE Design Suite : Full DVD  
   Full DVD Single File Download Image 5.63GB の [Download] を実行
 
   *ダウンローダー プログラムのインストール が要求される。 適宜にインストール
   その後 ファイル Xilix_11.1_ISE_DS_SFD.tar のダウンロードが開始される。
   C:\DownLoad\Xilinx のフォルダを作成 そこにダウンロード

 3)Xilix_11.1_ISE_DS_SFD.tarの解凍
  (1)Cygwinを起動 (Windows用 tarコマンド(フリーソフト)を使う代り)
  (2)ダウンロードディレクトリへ cd /cygdrive/c/DownLoad/Xilinx を実行
  (3)解凍 tar xvf Xilix_11.1_ISE_DS_SFD.tar を実行

 4)xsetup.exe の実行
   (1)C:\DownLoad\Xilinx\Xilinx_11.1_ISE_DS_SFD\xsetup.exeを実行

    ((ウイルス対策ソフトをOFF  ?))

    ライセンス承諾
(2)インストールディレクトリの選択 そのまま
  (3)インストールする製品の選択 そのまま
  (4)インストールオプションの選択そのまま
     *ケーブルドライバ WindowsXP Pro x64 WindowsVISTA Business サポートの記述


  (5)インストールの実行
  (6)Xilinx License Configuration Manager  が立ち上がる。
     ・Start ISE WebPack を選択 「Next」をクリック
     ・ライセンスファイルのリスト表示 「Close」をクリック
  (7)Jungo デバイスソフトウエアのインストール 
     ・インストール
  (8)Xilinx デバイスソフトウエアのインストール 
    ・インストール

  (9)インストール完了

  (10)XilinxUpdateが立ち上がる。
    ・「Check for Update」をクリック
   エラー発生 [An error occurd when running the XilinxUpdate program]
[Unable to access the required files.Common reasons for this are:]
[The machine is not currently connected to the internet ]
 5)ISE Design Suite のアップデート( XilinxUpdateエラー対応)
  (1) http://www.xilinx.com/getproductでXilinxウエブサイトにアクセス
    Xilinxからのメール
  「Xilinx, Inc. – Important Information Regarding Your Spartan(r)-6 FPGA SP601 ..
記載のアドレス  
  (2)Tab:2.Software Updates  ISE Suite 11.2.Complete Update for Windows64 選択 
  (3)ダウンロードファイル Xilinx_11.2_ISE_DS_nt64.tar  を解凍
  (4)xsetup.exe の実行
     C:\DownLoad\Xilinx\Xilinx_11.2_ISE_DS_nt64\xsetup.exe

   ①Select Destination Directory
     C:\Xilinx\11.1   そのまま 「OK」クリック
   ②Warning      「Yes」クリック
   ③Updateリスト    そのまま 「OK」クリック
    * 進捗表示 0%の時間が長い。

4.ISE Design Suiteの動作確認
  (1)起動
    すべてのプログラム>Xilinx ISE Design Suite 11> ISE > ISE 64ビット > Project Navigator
  (2) Tip of the Day が表示 「OK」クリック
  (3)新規プロジェクトの作成
    File > New Project...
  (4)New Project Wizard が表示
   ・Name Test
   ・Location C:\Xilinx\Project\Test (C:\Xilinx\Projectフォルダ作成)
   「Next」クリック
  (5)New Project Wizard  Device Properties
   ・Family Spartan6 を選択
   ・Device XC6SLX16 を選択
   ・Package CSG324 を選択
   「Next」クリック
  (6)New Project Wizard  Create New Source
   「Next」クリック
  (7)New Project Wizard  Add File
    CQ出版 Interface 9月 の 3章のソース(同誌HPよりダウンロード)
     [test.ucf] [test.vhd] を 追加
   「Next」クリック
  (8)New Project Wizard  Preoject Summary
   「Finish」をクック
  (9)Adding Source Files....が表示
   「OK」をクック
  (10)Generate Program Fileを実行
   ① Designタブ Hirardy ウインドでトップモジュール test - rti(C:\Xilinx\Projct\Test\test.vhd) を選択
   ② Processes: test - rti ウインドで Generate Prograing File が表示 それをクリック
   ③ [Synthesis] [Implenet Design/Translate]まで通過、[Implenet Design/Map]でエラー

  一応ISE Design Suiteの 動作確認はできたことに???

////////////////////////////////
 積み残し
・Windows の適合性
 今回、PC環境はWindowsVISTA64ビットHomePre.、XilinxのツールでWindowsVISTA Businesを前提にしているものかあり、実際に評価キットでの開発を始めたら、インストールし直しする羽目になる可能性あり。
・USB/シリアル ドライバーのインストール
 今回使用PCは、他のマイコン用に同様なドライバが組み込まれているので、一連のインストール作業のうち USB/シリアル ドライバーのインストールは省いた。

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 今回は、時間が取れなくて、ちょっとお茶を濁した程度、まだ評価キット自体にたどり着けない、、ちょっともどかしい。。。こんなところです。
 

2009年8月31日月曜日

Spartan-6 Evaluation Kit が届きました。

先日、Digi-Keyを通して発注した Xilinx Spartan-6 Evaluation Kit(EK-S6-SP601-G-J) が 本日(8/31)届きました。
 発注当時、納期が10月中旬だったのですが 8/29 に 出荷の案内メールが届き、 本日の納品となりました。
 さて、アジア系の兄ちゃんが腕組みをしているパッケージを開封する。レター、マニュアル、すべて英文で日本語が一切無い。さらに、さらに、電源アダプターが無い。
 ここで、パッケージを見直す。何処にも、品番EK-S6-SP601-G-Jの表示が無い。はたして、届いたこのキット自体本当に「EK-S6-SP601-G-J」なのか?? 納期を犠牲にして、-Jを発注したのに、EK-S6-SP601-G が届いたのか。それだと多少不満が残る。
 そこで、Xilinx (Japan)に以下の内容で問い合わせる。(パッケージ記載の電話番号)
*届いた製品が、品番EK-S6-SP601-G-J であることの確認
 ・パッケージの何処を見れば、-G-J、-G の区別が出来るのか。
 ・シリアル番号等で確認出来ないのか。 
*電源アダプタが入っていない。
 
 Xilinx (Japan)の対応 
 「Digi-KeyはXilinx Japanの代理店ではないので、一切対応は出来ない。」とのこと。
 
 営業担当との、会話で、余談的に出た内容ですが。EK-S6-SP601-G-J は、電源アダプターが、日本の安全基準を満たさないので、電源アダプターだけ、適合するものに置き換えただけとのこと。


 まあ、愚痴はこの辺にして、開発環境の整備を暇をみて始めようと思います。




 
 
 
 
  

2009年7月30日木曜日

Spartan-6  Evaluation Kit を発注しました。

以前から、購入を考えていた、Xilinx Spartan-6 Evaluation Kit をDigi-Keyで発注しました。
 価格 35,057円(税別) 発送予定 10月中旬 たぶん忘れた頃届くと思われます。

Xilinxの発売と同時にAVNET等で購入した人は既に手に入れらたのではと思います。(当時 納期は6週間待ち)

 購入目的は、「このキットをただ触ってみるだけ」、そんな訳でDigi-Keyや、東京エレクトロンデバイスなどで取り扱いが始まってから購入しようと思っていました。

 先日まで、Digi-Keyのホームページで、Xilinxの新製品情報が無いか、こまめにチェックしていたのですが、このキットの情報にたどりつくことはありませんでした。
 
 本日たまたま、このホームページでDC/DCコンバータの価格を調べたついでに、Xilinxの開発キットを見てみると、検索フィルターにSpartan@6のエントリがあったので、検索をかけると、Spartan-6 Evaluation Kit にたどりつけました。で 早速発注。

 今回は、品番EK-S6-SP601-G-Jを発注しました、Digi-Keyでは非在庫なので、10月中旬の納期予定になりました。
 品番EK-S6-SP601-Gを発注したほうが、遥かに早い納期(7月30日発注で8月中旬納期)なのですが、今ひとつ勇気が無く-Jを発注しました。(多分、マニュアルの一部が日本語と言う程度の差だとは思うのですが。)

余談
 あとは、評価キットが届くころ、思いっきりの円高になっていると、ガックリ(予想) 日ごろ為替レート(ドル/円)には無縁の経済音痴なのですが、Digi-Keyで物を購入すると、ニュースの経済情報(為替レート)に思わず注目している自分がいます。

2009年7月6日月曜日

デジタル・デザイン・テクノロジ(付録Lattice XP2)を眺めてみる。


以前、購入していたCQ出版デジタル・デザイン・テクノロジ①を眺めています。
感想を言えば、付録FPGA基板を使えるまでが大変!

ネックとなりそうな点
部品
 ・水晶発信器
 ・フラッシュメモリ
ダウンロードケーブル


 今回、ダウンロードケーブルにこだわってみました。
まず、P24の図2 「Lattice社FPGAをプログラミングするための回路」について。
1.部品をチェック
 ・ロジックIC 74VHC244 1ヶ
 ・抵抗 10KΩ 6ヶ 100Ω 5ヶ
 ・コンデンサー 100pF 5ヶ
 ※ここまでは、手持ちのパーツでまかなえますが。
 パラレルポートのP7(JTAG)、74VHC244のP1、P17に接続している論理回路記号 NOT + AND が何気なく書いてある。
 どうすればよいのか???

2.論理回路 NOT + AND について。
 まず、調べる。トランジスタとダイオードで回路が組めそうです。

3.論理回路 NOT + AND を検証する。

 真理値表は

 入力A   入力B   出力C
74HVC-P17  JTAG 74HVC-P1
  真     真     偽
  真     偽     真
  偽     真     偽
  偽     偽     偽   

 手持ちの トランジスタ 2SC1815 、ダイオード ショットキーバリア VRM 60V で上記の NOT + AND 部の回路を組む。
 抵抗は ほどほどの結果が R1 1KΩ、R2 200Ω、R3 20KΩ の組み合わせて得られた。

Vccおよび 入力Hiは 3.3Vで試した。(今回は回路の動作を検証することがせいぜい) 

 1)論理を検証
   真理値表に従い 入力/出力を確認
 2)入力B(パラレルポート P7(JTAG))でファンクションジェネレータで生成した方形波(デューティ比50%)を受ける。入力Aは Hi(真)。


  出力Cで得られる結果

     入力方形波  結果(出力Cの波形チェック)   
      10KHz ◎
      20KHz ◎
      40KHz ○
      50KHz △ デューティ比 45%
     100KHz △ デューティ比 40%
     200KHz × デューティ比 10% で かなり波形は崩れる。かろうじて周波数が検出できる。


 とりあえず、論理回路の動作が検証できたところで、ひと満足、ダウンロードケーブルの完成は先のまた先、FPGAの検証は果てしなく遠い彼方、、、

 PCのパラレルポートの規格から言うと、数MHzの動作が欲しいが、果たして、LatticeのFPGAのダウンローダーがどの程度の転送レートか、まだ調べてもいない。 (今後要チェック)

 19200のボーレートでの書き込みが出来ればよいのですが、高周波に対応するためのトランジスタ、ダイオードの選定が必要になるかも知れません。(パラレルポートでボーレートというのも変ですが、、)

 また、信号のレベルに応じて、抵抗を選び直さなければいけないかも知れません。

 ロジックIC 74VHC04 (NOT) 74VHC08 (AND)で 組むことも 選択枝のひとつになります。

   
  

 

2009年6月25日木曜日

Spartan-6  Evaluation Kit が出ました。

以前より気になっていました。Xilinx Spartan-6 の 評価キットがようやく出てきました。
詳細は http://japan.xilinx.com/products/boards_kits/spartan6.htm にあります。

評価キット[EK-S6-SP601-G-J]は Spartan-6 XC6SLX16-CS324-2CES を搭載、価格は$295で あとはいつ入手できるか です!

1.FPGA仕様
 ロジックセル 14,579 ブロックRAM 72Kバイト

旧スタータキット(HW-SPAR3AN-SK-UNI-G 価格$199)搭載の Spartan-3 XC3S700 の ロジックセル 13,248 ブロックRAM 45Kバイトに比べると ひとつ上の XC6SLX25 搭載が順当とも思われ、少々残念。

2.キット仕様
 ・Flashメモリ 64MB      パンフレットでは 256Mb とある。
 ・RAM     128MB DDR2  パンフレットでは 128Mb とある。
 ・クロック  200MHz
 ・LAN 10/100/1000 Ethernet
 ・GPIO FMC-LPC connector という コネクタで 64ピンの信号が取れるようです。
 
 なんと言っても、このキットの魅力は、「FPGA自体にMemory Controller Blockが搭載されていることで、128MBのDDR2が利用できるらしい!」と言うことです。
 現在、ALTERA CycloneIII のスタータキットを使っていますが、キット搭載の32MB DDR を利用しようとして、メモリコントローラを構成したのですが、ピンアサインでエラーが発生、仕方なくFPGA内部に64KBのメモリを構成し何とか凌いでいます。

 また、気になる点が GPIO(UserI/O)のほとんどが専用コネクタ(FMC-LPCと言う規格らしい)になり。対応のケーブル、サブボートが必要になりそうな点です。Xilinxの従来のキット(Spartan-3A DSP 3400A )でも使用されているコネクタなので、なんとかなるようですが、少々不安。
>> 現時点で、このコネクタ(FMC-LPC)から、UW-SCSIケーブルコネクタ(らしき)への変換サブボードが存在するみたいですが、詳細不明 個人的には、UW-SCSIの内部コネクタへの変換サブボードがあれば、80線のフラットケーブルにGPIOが引き出されるのでありがたいのですが。。。


3.購入について、
 USの購入サイトAvnet,NuHorizons を覗いてみると、価格は上記定価で、Xilinx出荷6週間となっている。発売開始が6週間後ということでしょう。8月中に入手できればと思います。